教えて!モンテさん

自称“モンテ物産ストーカー”?! 執念のイタリア愛とオシャレに使える バルサミコの巻

2024.3.1

エリナちゃんのイメージ画像 カ・モンテ オンラインを運営する、モンテ物産の若手社員、エリナちゃんが、部署の垣根を越えて色々な先輩に自社の商品について教えてもらうという、この企画。 エリナちゃんのお勉強に、読者の皆様もお付き合い。イタリアの食文化を深く楽しもう!!

○○先輩

佐藤るみです。35歳です。みんなにルンちゃんと呼ばれています。

エリナちゃん

・・・・!!! ル、ルンちゃん先輩!お疲れ様です!!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

えーっと、モンテ物産でトータルで5年くらい働いてると思います。入社当時は来日するイタリア人のメーカーや生産者のアテンドとか通訳とか、翻訳資料をつくるような部署にいたのが2年、そのあと一度家庭の事情で辞めてニューヨークに行き、また2年後くらいに帰国して、ありがたいことにお声がけいただいて、戻ってきてからは開発部のワインチームで3年目くらいかと思います。

ルンちゃん先輩の写真
エリナちゃん

あ、早速、自己紹介ありがとうございます!ルンちゃん先輩は語学がご堪能ですよね~。
よく社内でもイタリア語で電話してらっしゃるなーと・・・

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

イタリア語、好きっすね~!イタリア旅行に行った時に「めっちゃこの国素敵~♡イタリア語勉強したーい!」と思ってー、高校生か大学生くらいの時に、イタリア語学校行って勝手に入学とか決めてきちゃって。「というわけで、いくらかかります!」って感じで、ちょっと語学学校に行って学んだのが始まりですねー。

エリナちゃん

へー!すごい行動力ですねー!!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

でも全然喋れなかったですよー、最初。日本でやってるだけだとなかなか~、私も勉強熱心なほうではないので~、楽しかったけど難しかったですねー。

エリナちゃん

イタリア語難しいですよね~、私も勉強中です! ニューヨークにも住まわれてたとのことですが、英語も小さい時から勉強されてたんですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

いやいやいや、全っ然。英語は勉強したことなくて~、なんとなく、ノリ!?今思い出すのは小5の時に行った海外旅行で”How are you?”って言われて、ハローって言われてると思って”How are you.”って言い返したくらいで(笑)。 フィレンツェで仕事してたんですけど、その時のお客さんがほとんど観光客、つまりイタリア人じゃなかったんで、世界中の人を相手にするから、そこで英語は鍛えられましたねー。

エリナちゃん

あれ?フィレンツェで仕事されていたんですかー!?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

そうそう!あのね、イル・パピーロっていうマーブル紙のお店なんだけど、フィレンツェ発祥の伝統工芸品で・・・

エリナちゃん

わかります!すごーい!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

私ね、イタリアに語学留学1年で帰ってくるって言って行ったんだけど、楽しくなって帰ってこなかったっていう(笑)。で、なんとか「私にビザを~!」って、ここの会社に拾ってもらって。例えば料理人の方とかは、語学留学しながらレストランで修業されたり、みんなサッカー留学とか、建築や美術とか、オペラ歌手とか・・・色々イタリアへ行く目的ってあると思うんですけど、私は語学以外何もなかったので、せめて就労ビザは取りましたという成果だけは残したくて。

エリナちゃん

そうなんですねー。
でも現地で就労ビザを取得するのは難しいって聞いたことがありますが・・・

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

いやほんとに。日本の語学学校にいた時にその目標を言ったら、私が戯言言ってるみたいな、「それね―、本当に無理なのよー。」って窘められたりして。

エリナちゃん

そんな中、どうやってビザを取得したんですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

履歴書を40部くらい刷って、マジで街中にバラまいたんですよ。店の中ズカズカ入って行って「仕事探してます!」って。そしたら渡してない人から「これ知り合いからもらったんだけどー」って連絡来たり(笑)。それでなんとか3社面接にこぎつけたんだけど、言うてもまだ留学して10ヶ月くらいだったから、ほんとにイタリア語が喋れな過ぎて、今思い出してもドキドキするくらいヤバかった。だってさー、「あなたはチームの中でどんな役割を果たす人ですか?」ってガチガチな質問されたりして・・・・なんかもう返す言葉もなく”sì”って感じ(笑)。 sì ・・・ イタリア語で「はい」、「Yes」

エリナちゃん

そもそも日本語でも面接って難しいですよね~。

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

そうなのそうなの、私はモンテ物産の新卒採用で落ちて、あえなくイタリア行ってるんですよ。モンテ物産ストーカーですから(笑)。家族旅行で初めてイタリアに行って、その時からイタリアに関わる仕事がしたくて調べて見つけたのがモンテ物産で、だから高校の時からモンテ物産で働きたかったんです。

エリナちゃん

すごい執念ですねー!!
話戻っちゃいますが、それでイタリアでの面接はどうだったんですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

3社のうちの1社、イル・パピーロの面接で、日本人だからよく働くよー。ってニコニコしてたら受かった!それで4年くらいその会社で働いていました。でも、5年くらいイタリアにいて、イタリアのことすごい好きだしすごい楽しいけど、なんか骨を埋める気はしなかったんですよ。で、私その時点で日本での就業経験が一度もなかったから、これで30代になって日本に帰ったりしたらすごい厄介なやつになるんじゃないかなー?マジで浦島太郎になったらどうしようって。そろそろ潮時かって思って。カチャカチャ~と何度も検索してきた得意の「モンテ物産」のホームページ見たら、ちょうど“通訳・イタリア語喋れる人”みたいな求人が出ていて、キター!!って感じで。履歴書送ってすぐ面接してもらって念願叶って就職しました。ほんとに嬉しくて泣いてパパに電話した。あのときは達成感ありましたね。

エリナちゃん

感動ですねー!ところで今日は、アチェート・バルサミコ(バルサミコ酢、以下バルサミコ)についてお話を・・・・

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

そうでした~。昔通訳をする部署にいた時、だいたいアテンドとか出張が多くてあまり会社にいなかったんですけど、会社にいる時はコールセンターの電話を取る仕事もしてたんですよ。で、よくかかってくる案件がこのバルサミコで。「体にいいって見たり聞いたりしたから、買ったはいいけど、どう使っていいのかしら―?」とか、「年末の大掃除で棚の奥から出てきちゃった」みたいな。

エリナちゃん

使い方が今ひとつわかりづらいですよねー。

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

そういう時は、サラダにかけたり、お肉のソースにしたり、アイスクリームにかけていただいてもいいですよってご案内していましたね。

エリナちゃん

ふむふむ。

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

私も最初は同じ感じで。でもイタリアに住んでてすごい好きになりました。イタリアってサラダにかけるドレッシングの文化がないじゃないですか~、売ってもいないし。一番最初にイタリアに行った時、サラダ頼んだらボンって出てきて「あのー、ドレッシングくださーい!」って店員さんに言うわけですよ。え?この葉っぱ何で食べるの?って。あの頃はお酢と油でサラダとか無理・・・ないわー!って。イタリア大好きだけど、そこだけは嫌だわーって思ってたくらいなの。

エリナちゃん

あはははは~!!!私もマクドナルドでサラダを頼んだら、お酢と油だけが付いてきてビックリしました!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

でも留学してた頃に、一緒に住んでいたイタリア人の子たちがある日サラダを作ってくれて、それがめちゃめちゃ美味しくて!「これ何入れたのー?」って聞いたら、「え?普通にバルサミコとオリーブオイルと塩」って言われて。「たったそれだけ?こういうこと!?」って、なんかやっと理解した気がしました。それからは家でサラダを食べる時は、バルサミコとオイルと塩でいただいてます。

エリナちゃん

そうなんですねー!他にはどんな使い方がありますかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

私がよくやるのは~、お客さんが家に来る時とか、「わお!」みたいな料理をしたくなっちゃうんですよ~。鴨焼いて~、バルサミコにジャムとかハチミツでも何でもいいんですけど・・・私が好きなのは果実がコロコロしてるのがいい感じだからブルーベリージャムとかを入れて煮詰めて、肉汁も入れてソースを作ったり。

パスタ工場の写真
エリナちゃん

うわー!レストランみたい!!ホームパーティとかもされるんですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

最近はねー、ご時世柄難しいけど、ホームパーティは好きで、やるっとなったらめっちゃ作る!
とことんやる!テーブルセッティングとかも好きで。見てこれ~♡

エリナちゃん

すごーい!オシャレですね~!!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

あとはこのクリームタイプのバルサミコだったら、崩したパルミジャーノ・チーズにかけて食べる。あれがほんっとに美味しいの!もうそれだけでワインが幸せに飲める! あとはイタリアにいた時、友達のマンマが作ってくれた、焼いた手羽にバルサミコとハチミツを合わせたソースみたいなのが、すごく美味しかったな~。甘辛系の感じなんだけど、意外とお肉に合いますよねー、お酢だから。やっぱあるとさっぱりします。

エリナちゃん

美味しそーう~お腹がすいてきました~♡

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

あとは玉ねぎのジャムって食べたことある?イタリアで初めて食べたんだけど、トスカーナのペコリーノ・チーズと合わせるとほんっとに美味しくて、マジでチーズがキロいけるんじゃないか?っていうくらい美味しくて、好きで。日本だと売ってないから、自分で作ろうと思ってレシピ探してたら、玉ねぎのジャムにバルサミコ酢がちょっと入っていて。ジャムの甘みとバルサミコの酸味、チーズの旨味のバランスというか、なるほどなーって思って。

エリナちゃん

なるほどー、奥が深いですねー。手頃な使い方も、手の込んだ使い方も、色々楽しめそうですね!そういえば先輩、旅行もお好きって伺ったんですが~。。。

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

大好きで~、ヨーロッパは多分ほとんどの国周ったんですよ~。ベラルーシとか、入国にビザが必要な国以外は全部。一人旅がすごい好きで。

エリナちゃん

すごいですねー!バックパッカーみたいな感じですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

いや~、私いかんせん荷物が多い女なので、バックパックの旅には凄い憧れたんだけど、ガラガラ(スーツケース)で行ってました(笑)。

エリナちゃん

(笑)。どこの国がおもしろかったですかー?

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

やっぱね~、すごい素敵で住んでみたいな~と思うのは北欧!何もかもシュッとしてるし、カフェとかもオシャレで~、家具とかもオシャレで~、人々はみんな優しいし~。でも印象的だったのはアルバニア。何十年も前の日本みたいな。ロバとか馬とかに荷物を運ばせてる人とかが街中に溢れていて、古~い感じ。でも、それこそ色々周ったりしてみて思うけど、外国に行くと、ちょっと申し訳ないけどこれは口に合わない・・・みたいなのもあるじゃない?だけどイタリアほど食文化がすごい発達していて、「何食べてもめっちゃ美味しいじゃん!」みたいな国って私が思うにないっすね。だからバルサミコをはじめ、イタリア各地には色々な食材があり、美味しい料理があって、私たちを楽しませてくれる、やっぱイタリア最高っすよね!

エリナちゃん

そうですね!先輩のイタリア愛が伝わってきました~!
それでは最後にカ・モンテのお客様にひとことお願いします!

ルンちゃん
先輩ルンちゃん先輩の写真

バルサミコはイタリアでは欠かすことのできない調味料の1つで、当たり前のように各家庭に1本あります。日本ではまだ馴染みがなくて使いづらいと思うかもしれないですけど、使ってみたら美味しいし、なんせオシャレに仕上がるし、おすすめです。モンテ物産は私の執念に負けて、入社させてくれました。皆さんも、一度私の執念に負けて買ってみてください!

エリナちゃん

ルンちゃん先輩、ありがとうございました!!

あとがき

今回は、イタリアに長く滞在していらした、ルンちゃん先輩にお話を伺いました。
イタリアとモンテ物産への愛が、ひしひしと伝わってくるインタビューでした。
先輩のガッツあふれる行動力、私も見習いたいです!

今回はそんなルンちゃん先輩のおすすめ、「鴨のロースト バルサミコソース添え」を作ってみました!
さすがオシャレなルンちゃん先輩、おすすめ料理のレベルも高い・・・
と身構えてしまいましたが、作ってみると、工程は意外とシンプル。

バルサミコ酢をブルーベリージャムと一緒に煮詰めると、酸味が程よくやわらいで、赤身肉にぴったりのソースに仕上がりました!
鴨肉の旨みとバルサミコソースの果実味に、思わず赤ワインが進みます♪

鴨のロースト  バルサミコソース添えの写真

皆さんも、この冬のご馳走に、
オシャレなバルサミコソースを合わせてみませんか?

次回もお楽しみに!

エリナちゃん

今回ピックアップした商品

アドリアーノ・グロソリ
アチェート・バルサミコ・ディ・モデナ I.G.P. /250ml

771円 (税込)

商品コード : 5017

アドリアーノ・グロソリ
バルサミコ・クリーム /250ml

1,468円 (税込)

商品コード : 5016

※掲載記事の情報は2022年10月にご購入者様へ配布した記事を元に作成したものです。

この記事をシェアする